住田さんさようなら

急逝された住田素子さんのお別れ会に行きました。青年座劇場いっぱいの人が集まって故人への想いを語り合っていた。花で飾られた遺影をご本人が見たら…ありえないこととはいえ住田さんのちょっとオーバーなリアクションが心をよぎりました。「ぼくらは生れ変わった木の葉のように」が最後のお付き合いとなってしまったが、依頼を受けたとき開口一番という感じで「右下に入る三角マークは何があっても絶対規定を守って下さい」と念押しされた。お役所的なノリの相手には私が何かやらかしかねないということをよくご存じの対応だった。こうなってみて、自分をよく理解してくれている製作の方というのは大変貴重な存在だということを改めて認識した。ご冥福をお祈りします。