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スティーリー・ダン大事典 [シンコーミュージック]

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2020 シンコーミュージック

●落ち着いた大人のバンドなので無彩色でまとめました。このようなデータ的な内容の本は威厳を感じさせることも必要なので、使用する日本語の書体は格調の高い明朝系が中心になります。別にそういった決まりがあるわけではありませんが。
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THE DIG Special Edition ジョン・ウェットン [シンコーミュージック]

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2019 シンコーミュージック

●亡くなってから2年めに編まれた国内初の単行本です。縁の下の力持ち的なアーティストですがエイジアの2曲がヒットし、黎明期のMTVでフロントマンとしてのその姿を度々見たので意外に身近に感じる人でもありました。UKの「イン・ザ・デッド・オブ・ナイト」での力強い変拍子は個人的にフェイヴァリットでもあります。追悼本的な性格の本なので表紙はモノクロ画像に必要最低限の着色を附しました。
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見て楽しむアナログ・シンセ図鑑 [シンコーミュージック]

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2018 シンコーミュージック

●アナログ・シンセサイザーを愛好するという極めてニッチな需要に応えた本です。横使いのB5版というコンパクトな誌面に、物によってはタンス大のシンセサイザーを押し込むという難しくも面白い課題です。スイッチ類が整然と並んだ外観を持つシンセサイザーは、ストレートに見せるだけで充分インパクトのある素材なのでダイナミックにレイアウトすることのみを考えレイアウトしました。賑やかしのツマミを回す手のイラストは、自分の手を写真に撮ってトレースしました。想定される購買層の年齢に考慮し、この手のデータ本としては文字類を比較的大きめに組んであります。カメラマンの矢島崇さんが歪みのないハイクオリティな画像を用意してくださり、とても気持ち良く作業ができました。
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ヒプノシス全作品集 [シンコーミュージック]

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2018 シンコーミュージック

●既に出版されている英語版の翻訳本です。デザイン・レイアウトは変更不可なので帯以外は自分の仕事といえないのですが珍しい体験だったので備忘録的にアップしました。原盤の画像データをそのまま使うために香港で印刷します。英語版のオリジナルデータを預かり、翻訳された日本語に置き換える作業をします。原文と同じ文字サイズでは小さく感じてしまうので日本語では若干級数を上げ(写植世代なのでポイントではなくQ数を使います)行間の調整により動かせない文字スペースとの辻褄を合わせます。見出し類には日本語だと明らかに大きすぎるものもあり一部かなり小さくました。このニュアンスの違いが面白いです。
書体は英数字はオリジナルのものと揃えたかったのですが提供は不可とのことで全て小塚Gを使いました。全ページ置き換えたら画像をはずし、文字をグラフィック化したものを印刷用pdfに変換します。そうして出来上がった極めて軽いデータを香港に送ります。現地で画像のみを残したオリジナルデータに日本語本文を貼り込んでもらうという段取りでした。元々イギリスで作られたインデザインのデータをこちらで上手く扱えるのか不安でしたが杞憂でした。ほぼノートラブル。楽譜が世界共通であるように現在のデザイン作業も国や言語を越えますね。オリジナルはとてもカッチリとできたクリーンなものでしたが、わずかにゴミの取り忘れなど「あるある」的なエラーもあり和みます。プログレに嵌まった高校時代から強い印象を残し、ある意味随分世話になったデザイン集団の本です。ここまで興味深い仕事も珍しいものでした。
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THE DIG Special Edition ピンク・フロイド [シンコーミュージック]

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2017 シンコーミュージック

●ジェネシスから始まったTHE DIGのプログレシリーズも今回で5冊目で最後。トリを飾るのはピンク・フロイドです。表紙はモノクロでいこうと思ったのですがカラーにして欲しいとのご希望が。そこでピンク・フロイドを象徴する色はないかと考えてもそんなものはありません。グループ名に色が入っているのにです。ならばと数あるアルバムに一度も仕様されていない浅黄系を使ってみました。高校時代からプログレを中心に聴いてきました。若い時からお付き合いのある担当の笹川さんと一緒に5大プログレバンドの本を作ることができて幸せでした。
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THE DIG Special Edition エマーソン、レイク&パーマー [シンコーミュージック]

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2017 シンコーミュージック

●THE DIG でのプログレシリーズとしてはクリムゾン、ジェネシス、イエスに続く4作目。5大プログレバンドとしてはピンク・フロイドを残すのみとなりました。昨年メンバー2人が亡くなったせいでしょうか、編集の笹川さんとのやりとりにもいつになく厳粛なムードが漂いました。思えば高校の時から惚れ込んだ「タルカス」という超フェイバリットアルバムがありながら、あまりその他のアルバムに接することもなく、メンバー情報にもうといグループでした。40年の時間を越えて接する彼らの素顔に、ぐっとくるものを感じることが多々ありました。

THE DIG Special Edition キング・クリムゾン ライヴ・イヤーズ [シンコーミュージック]

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2017 シンコーミュージック

●クリムゾンと言えば赤(ベタですが)。フリップ氏のモノクロプリントをどう赤展開するかということで攻めてみました。ある種の人着と言える手法ですが、色の置き換え以上に調子そのものを元画像にプラスするという作業です。当方の手による描きがあまりあからさまにならないようにする微妙な匙加減が勝負です。これによりそれほど特徴の無いモノクロ写真に、表紙の画像らしい存在感を加えることができたと自負しております。

THE DIG Special Edition イエス [シンコーミュージック]

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2016 シンコーミュージック

●表紙の背景色にはアルバム「危機」のマチエールを複写して使いました。ロジャーディーンが当時作ったグラデーションそのものを適宜加工してこのような形に出来るのだから、便利な時代になったものです。これを指定でやろうとすると「写真の暗部に別添グラデーションをはめ込む」と、なるでしょうか。色校が出るまで上手くいくかヒヤヒヤというところです。 クリス・スクワイア氏の冥福を祈ります。

サウンド・マン [シンコーミュージック]

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2016 シンコーミュージック/グリン・ジョンズ著 新井崇嗣訳

●ツェッペリン、ビートルズ、ローリング・ストーンズといった著名なミュージシャンと組んだエンジニアの伝記です。使用出来る写真の制限、作ったロゴが大物らしくない、等々苦戦しましたが、なんとか形になりました。もっと攻めたいところですが、確かに落ち着いた内容の本なのでシンプルにまとめてみました。

CROSSBEAT Special Edition 増補改訂版 デヴィッド・ボウイ [シンコーミュージック]

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2016 シンコーミュージック

●2013年の初版に追悼記事30ページを追加した改訂版です。ロゴを新たに組み直すことも考えましたが、あくまで改訂版ということで、誤解を招かぬようそのまま流用しました。写真は編集部のチョイスです。その画像からは歳を重ねても変わらぬあのオッド・アイが、ボウイの不思議な魅力の核心だったことが窺えます。同時代を共に過ごした気になる存在でした。上京したての頃フィルムコンサートで観た「ヒーローズ」のプロモビデオが忘れられません。格好良かったなあ。彼の御冥福を祈ります。
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